- 基本情報
- 主な疾患と治療法
- 医師紹介
眼科について
くまもと県北病院の設立に伴い、診療部門に眼科が新設され、令和3年4月より外来診療を開始しました。
白内障や緑内障などの一般的な眼科疾患に加え、入院設備を生かし、ぶどう膜炎や感染症、視神経疾患など継続的な点滴治療など入院加療が必要な疾患に対応します。また入院での白内障手術を希望される方や全身麻酔での手術にも対応が可能です。
総合病院としての特性から、糖尿病網膜症、循環器や神経疾患、皮膚疾患に付随する眼疾患、また斜視や弱視等の小児眼科など、他科と連携をした診療が行えます。さらに日中に限りますが、眼球打撲、緑内障発作など眼科救急疾患への対応も可能です。
現在は医師1人、看護師数人、視能訓練士1人の最小単位で外来診療に当たりますので、原則的に他院からの紹介が必要となります。
外来医師担当表
月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
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福島 | 福島 | 手術日 | 福島 | 福島 |
主な疾患と治療法
- 白内障
- 水晶体が濁り、見えづらさや眩しさなどの症状を生じます。年齢と共に進行しますが、体質、他の全身疾患、服薬などで早期に出現することがあります。経過を観ながら視力低下が進むと手術になります。
- 緑内障
- 40歳以上の成人の20人に1人の割合で発症があるとされています。自覚がないことが多く、健診での診断や、定期的な診察が必要です。通常は眼圧を下げる点眼を継続し、十分な効果が得られない時は手術が必要です。
- 加齢黄斑変性
- 眼底黄斑部に生じた新生血管により、網膜などへの出血や浮腫で視力低下、変視を来たします。根治的な治療法はないものの、新生血管を抑制する薬剤の眼内への注射にて進行予防が可能です。
- 糖尿病網膜症
- 血糖のコントロールが長期に渡って不良となることで、網膜などの小血管が損傷され、不可逆的な機能障害を生じます。定期的な診察と、時期を逃さず網膜光凝固や眼内注射が必要となります。
眼科の医師紹介
- 副部長
- 福島 亘希(ふくしま こうき)
お問い合わせ
- 診療時間
- 【 平日 】午前 8:30 ~ 11:00※予約のある方は指定の時間
- 休診日
- 土曜、日曜、祝日、年末年始(12月29日〜1月3日)※急患はこの限りではありません。